6月のHPの更新が雑用に追われ、1週間遅れてしまいました。ここ数日、天候が不順で梅雨入りが近いと思われます。
奈良の大関さんが、今月の1枚にハナショウブの写真を送ってくれました。
ハナショウブは日本が世界に誇れる花として、ジャパニーズアイリスとも呼ばれ、野生のノハナショウブを原種として、江戸時代以降、盛んに品種改良が重ねられてきました。その結果、紫、白、藤色、ピンク、黄などの多彩な花色と大きな花を咲かせる品種が誕生しました。華麗さの中にものびやかにスラッと伸びた茎が力強さを感じさせ、見ていると気持ちが晴れやかになります。
ところで同じアヤメ科のアヤメ、カキツバタとの見分け方は、難しいものですが、咲いている場所をポイントに調べて見ると、アヤメは乾燥地、カキツバタは湿地に咲き、ハナショウブは乾燥地にも湿地にもどちらにも咲きます。端午の節句でおなじみのショウブは、アヤメ科ではなく、サトイモ科の植物です。
それぞれの花が咲くころに、花を愛でる旅に出かけてみるのも楽しいですね。
今月の花は、大関さん撮影のガクアジサイを掲載させて頂きました。
マイアルバムには、現在我が家の庭に咲いているアジサイです。
昨年に比べ、株が一回り大きくなったような気がします。